有限会社下河辺牧場では、日本中央競馬会の馬主登録をお持ちの方を対象としたオーナーズクラブ「ウイナーズ Winners」を創設し、今まで数多くの優駿を競馬場に送り出し、オーナーの皆様と共に勝利の喜びを分かち合ってまいりました。
その歴史の中から、ローズS-GⅡ優勝、秋華賞-GⅠ2着など素晴らしい競走成績を収めたブロードストリート、京王杯スプリングC-GⅡ優勝のサンクスノート、小倉2歳S-GⅢ優勝のロンドンプランなど、数多くの活躍馬が誕生しています。
ウイナーズ所属馬は、昨年1年間で10勝、年が明けて4勝(4月6日現在)をマークし、中央競馬で確かな存在感を示しています。現役勢の活躍を振り返ると、ライスシャワーC勝ちを始め4勝を挙げたグランテストは、シルクロードS-GⅢでは2着入線、収得賞金は1億円を超えるなど、その活躍は目覚ましいものがあります。リジルは3月の中京スポーツ杯を勝って4勝目をマークし、オープン入りを果たしました。サウスバンクは黒松賞を勝ってデビューから2連勝し、次走は重賞競走挑戦を予定しています。その他、ヴィントミューレはさくらんぼ特別を勝って3勝目を挙げるなど、現役ウイナーズ所属馬の活躍は、充実の一途をたどっています。
本年、皆様にご提供いたしますウイナーズの20期生6頭は、当場自慢の選りすぐりの優駿です。ロイヤルストリート2023(めす・父ロードカナロア)は、母はウイナーズ所属馬として九州スポーツ杯など4勝を挙げ、叔母のブロードストリート、ストリートスタイルもウイナーズ活躍馬として重賞戦線でも奮闘しました。万能型種牡馬として凄みを増したロードカナロアを父に迎え、スピード豊かで切れ味を武器にしたその走りが目に浮かぶような駿馬です。
ゴッドフェニックス2023(めす・父ヘニーヒューズ)は当牧場屈指の母系(ロンドンブリッジ、ダイワエルシエーロ、グレーターロンドン、キセキらを輩出)に、ダートの帝王ヘニーヒューズを配合したきらりと光る逸材。ダートを主戦場にそのポテンシャルをいかんなく発揮することでしょう。当牧場出身の期待の新種牡馬キセキを父に持つシャンパンフルート2023(牡)は、ウイナーズで活躍した姉のオーヴィレール、いとこのグランテストが近親におり、牧場とウイナーズ会員様との夢の結晶ともいえる素材ではないでしょうか。その他の募集馬も、いずれも牧場側の厳しい選定基準をクリアした、良血かつ好馬体の持ち主です。
昨年来、当牧場生産馬から、中央並びに交流重賞の優勝馬が7頭誕生しました。大将格のソウルラッシュは昨秋のマイルチャンピオンシップ-GⅠで悲願のGⅠ制覇を成し遂げると、つい先日のドバイターフ-GⅠでは香港最強馬ロマンチックウォリアーを差し切り優勝するなど、世界ランキングの競走馬に成長しました。その他ノットゥルノ(名古屋グランプリ-JpnⅡ、佐賀記念-JpnⅢ)、エンペラーワケア(根岸S-GⅢ、武蔵野S-GⅢ)、サトノシャイニング(きさらぎ賞-GⅢ)、シンリョクカ(新潟記念-GⅢ)、サンライズホーク(かきつばた記念-JpnⅢ)、アラジンバローズ(サマーチャンピオン-JpnⅢ)など、続々と活躍馬が誕生しています。昨年中央競馬では74勝を挙げ、生産者ランキングは堂々3位にランクされました。その勢いと実績を、本年募集のウイナーズ20期生の活躍につなげ、皆様のご期待に応えてまいります。
愛馬の勝利の喜びを皆様と分かち合いたい・・・ウイナーズ募集馬への皆様からのお申込みを、心よりお待ち申し上げます。